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2019-08-28

久しぶりの針仕事

『ダーニング』ってご存じですか?

衣類の穴やほつれをリペアする、イギリスの伝統的な補修方法。
2年ほど前に本屋で見かけ、キットを持っていたのですが、なかなかやるチャンスがなく。

先日の衣類整理のときにパーカーのほつれに気がついて、
ふと、ダーニングをやってみよう、と思い立ちました。

実は子どもの頃、針仕事が大好きでした。
幼稚園児で、母親のエプロンにいくつもボタンを縫い付けて遊んでいました。

中学生では刺繍、高校生で編み物。
自分で本を買ってきては、試行錯誤しながら何かを作る。
思い立ったときだけですけど。

社会人になってからは、洋裁教室にも通っていました。
製図まで引く本格的なもの。
コートまで作ったけど、今はもう洋服を作ろうとは思わないなぁ。

ただただ「作る」という作業が良かったんだと思います。
そんなに上手なわけでもなく、未完で終わることも多かったのですが、
手を動かしていることが楽しかった。

こんなものが作れたら、と考えているときが一番わくわくしてたかもしれません。

そんな私だったので、本屋で『ダーニング』を知ったときはときめいたのです。
かわいい!やってみたい!と。

そしてそれを2年も寝かせ、ついに今日トライしたのですが。

上手くできなかった・・

針仕事なんて始めてしまえばあっという間でしょ、くらいに思っていたのに
全然上手く縫い進められなかった。

ちょっとショックでしたが、諦めまして、
糸の色で遊びながら、刺繍のように縫い上げました。

2年のときが長すぎたのか。
扉の中にしまい込んだ手芸用品の数々を、厳選するときがきたのかもしれない。
そんな風に思う出来事でした。

あー難しい。悩む。
実用的ではないけど、テンション上がるものたちの活かし方。
手放せるのか?!

ひと呼吸入れて考えます。

やっぱり、とりあえず本の断捨離から手をつけることにしよう。。

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