2020-02-06
上半身を整える
先日の『フォローアップ講習』の続きです。
臀部のあとは上半身。
ペアになったセラピスト同士で互いの身体をチェックし合い、
「どの筋肉にアプローチするか」をあれこれ考察しながら施術します。

私も割といつも肩が張っているのですが、
手の可動域を比べてみると左右差がすごい(無自覚でした)。
その原因が、腕の張りによるものか、
首の緊張からくるのか、それとも肩や背中からなのか。
同じような症状があっても、
人によって原因となる筋肉の箇所は様々なので、
あらゆるところをフーレしては検証する、を繰り返します。
ちなみに私は
「手を横から挙上したときに、右手のほうが長い」
という状態でした。
まずは腕の筋肉が張っていることを想定し、
腕の付け根~上腕をほぐす→変化なし。
首肩の張りからきていると想定し、
首~肩をほぐす→変化なし。
背中の張りからきていると想定し、
背中(肩甲骨~腰辺りまで)をほぐす→左右差がなくなる。
結果は自覚症状のある「首・肩」が原因ではなく
「背中」の張りによるものでした。
筋肉は筋膜に覆われて全身繋がっています。
なので、当然こういう事もあるんですね。
このような実験的な施術から学べるのも講習会ならでは。
提供しているフーレセラピーは「美容・健康増進目的」をうたっており、
お客様もリラクゼーション目的で来られる方が多いです。
でも中にはやはり「肩が痛い」「膝が痛い」とおっしゃる方もいます。
そんな時は痛みに対してどのようなアプローチができるのか、
一緒に考えていきますのでご相談くださいね。
※診断や治療ではありませんので、必要な方はまず医療機関をご受診ください。
【2月のサロン営業日】
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